エアチューブシステム
検討から導入、運用までフルサポートします。
エアチューブシステムとは
エアチューブシステムとは、施設内(施設外も設置できますが)に配置したパイプの中に荷物を入れ、空圧で、荷物を任意の相手に届けるための設備です。システムの目的は、単純明快!運搬業務を無くし、その上、より集中できる仕事環境をご提供することです。
人手不足の解消や人件費の削減になり、スタッフ間のトラブル解決にも一役買えます。
エアチューブシステムは、一般的に、こんなふうに使われます。

- 1階受付
- 「お客様、こちらに署名をお願いします。
はい、ありがとうございます。
あとは、弊社ボス山がサインをすると完了ですので少し、お待ちください。」
- エアチューブ
- (5階にいる、ボスにお届け!)
- 5階ボス
- 「おっ、新規のお客様か。サインしないとな!」
- エアチューブ
- (一階にいる、受付にお届け!)
- 1階受付
- 「お客様、お待たせしました。こちらになります。」

さらに、重要書類を紛失したり盗難されたりする可能性も極小にできます。
エアチューブシステムの得意な運送物と苦手な運送物

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書類や現金
専用鍵でロックできる仕組み等があり、お金や機密書類も安心してやり取りできます。
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薬品やアンプルや液体全般
お薬や注射器など専用キャリーケースがあります。検査用の血液や実験素材もOKです。
ビニール袋などを使用せず、液体を直接入れられるケースもあります。
※可燃性液体はNGです。
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工具や精密機器
専用特殊カバーがありますし、緩衝材を加工して取り付けることも可能です。

- 生きているもの
- ガラスや陶器など工芸品や美術品
- 発火物
- 劇薬
世界中で、磨かれ続けて、あらゆることに使われています。
エアチューブシステムの持つ能力や機能
最高秒速8mのスピードで運搬
スピーディに運搬することができますので、人手不足の解消や業務の効率化に大きく役立ちます。もちろん、配送物がデリケートなの場合(血液やアンプルなど)は細かく速度設定することで安全に運べます。
空圧で加減速するから衝撃が少ない
加速はブロワーで、減速はエアー抜き用の自動弁からエアーが抜け減速します。通常の加減速の様に一部に負荷をかけながらではなく均一に力が加わるので、安全に運ぶことができます。
集中コンピューターで配送制御
各部署から一斉に送っても、中央で一括制御するのでどの出口にも渋滞なく送れます。また、配管や制御盤なども最小限で済むので、導入費はもちろん、ランニングコストも最小限で済みます。
大きなものもしっかり配送
配送用キャリアは、最大300mm(内径)長さ500mmのものまで格納でき、重量は1~28kgを標準で配送できます。
セキュリティー対策
使用者のアクセス権限レベルに応じて最大20の異なるパスワードを設定できます。
簡単導入、簡単運用
配管チューブは丈夫ですが、軽く、可変性が高いので加工や設置が容易です。
エアーを送り込む機械とその制御プログラムは、基本調整を1日で終えられるようにして出荷しますので非常に短工期で、導入や仕様変更、メンテナンスができます。
※病院施設だけでも、世界80ヶ国、1200施設以上で設備されており、
カルテやレントゲン写真などの書類から注射器やアンプルなどの道具や機材など、様々なものを運搬するのに活躍しています。
また銀行や工場、研究施設や大学、ホテルやマンション、企業ビルでも非常に多くのユーザーにご愛顧いただいています。
エアチューブシステムが軽減するコストとは?
エアチューブシステムの運搬方法なら、席を立つ機会そのものをなくせることで、仕事を中断しないといけなくなることがなくなります。無駄な応対をすることもなくなりますので、仕事がはかどります。
導入費、運用費用の安さに自信があります。
日本で労力削減や人手不足解消のため設置を検討される運搬設備(重機を除く)は、ベルトコンベアやレールの上を走らせるものがほとんどで、縦方向には昇降機を使用しています。これらは、設備導入だけでなくメンテナンスなどの費用も価格が大きくなります。エアチューブシステムは、その点、非常に低価格で導入・運用が可能です。しかも、設備導入の工事に関しても、軽くて場所を選ばないチューブを配管するだけなので、工期も短期間で済みます。また導入後、増設や配管位置を変更するにあたっても、非常に低コストで済みます。
設備設計、価格検討、導入、運用。全てにおいてサポートします。
